女性が多いコミュニティには、その女性ユーザーを狙って詐欺、悪質なセールス、ナンパ行為など悪質な行為を考える者が現れたり、あるいは女性が公開している情報や写真などを悪用しようとする者が現れたり、実はサイトの内外にリスクを抱えている。光山氏によると、そのようなリスクからユーザーを保護するため、様々な工夫をしているそうだ。
ひとつが、検索エンジンのクローラーを一切遮断して、検索サイトで DECOLOG のユーザーブログを一切検索できないようにしているという。これで、ユーザーにとっての「外からのリスク」を一切排除したことになる。ブログのページビュー数を伸ばすのは、膨大に生成されるページによって得られる SEO 対策が要因とも言われるが、それをあえて捨てたと同氏は語る。
そしてもうひとつは、サイト内検索を設置しなかったことだという。サイト内で公序良俗に反する情報や行為を持ち寄るユーザー同士のマッチングを回避する目的で、「探させない」ことでそのようなユーザーがDECOLOG内で積極的に行動することができなくする環境を作ったのだそうだ。
つまり、サイト内で友人を探し出すことや、同じような趣味嗜好のユーザー同士がお互いを探しあうことができるという利便性を提供するメリットよりも、検索機能による危険性のあるマッチングを減らすメリットをとったということだ。これにより自分のブログを知ってもらうためには、友人に自分のブログの URL を直接教えるという手間をとらざるを得なくなるが、結果として上質なコミュニティが醸成され、60億というページビューを生み出しているのだ。
(中略)
女性が集まって行う、女性だけの巨大フリーマーケットイベント「ギャルマ!」を5月に大阪で開催した。DECOLOG のサイト内だけで告知・プロモーションを行ったが結果は好評で300ブース、3000人が集まったという。10月には東京、大阪、福岡で開催する予定で、その規模は合計動員数13000人(ユニークユーザー)を予定している。イベントでは男性の入場はできないそうだ。芸能人やモデルなどによるイベントは予定しておらず、ユーザー同士で楽しめる場を作りたいと光山氏は語った。
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